建築士と会うことになった。
俺の友達にも建築科の友達はいるが、土木科は真面目、服装地味系。
建築科、服装にこだわりを持つタイプが多かった印象がある。
髪型も服も自分なりのこだわりを持ちセンスが良いイメージだ。
そして、在学中は二徹とか三徹とかしている奴がザラだったので、結構体力に自身があるイメージである。
今回の女性建築士はどんな女性なのだろうか?
趣味は、旅行とカメラらしい。
一応、写真で見る限り、結構綺麗な感じだが、
服装に自分なりのセンスを持っていて全身黒づくめとか、
オカッパみたいな髪型にイメチェンしていたらどうしよう。とか色々想像してみた。
が、待ち合わせ場所に来たのは、女性受けしそうな服装だが、
奇抜では無いセンスの良い感じの女性がいた。
正直、男受けと女性受けする服装は全く違うと思う。
俺も世間一般の男みたいに、ヒラヒラなスカートとか白ワンピースとかが好きである。
最近は、太めのシルエットのパンツが流行で、生足を見る機会が減っている。
早くまたショートパンツとかミニスカートが流行すれば良いのにと密かに願っている。
しかも最近は、スカートも長めが主流のようだ。
長いスカートなんて、もっとオバさんになってから履けば良いのにと思う。
ある程度の年になれば、足も隠して頂いて結構である。
むしろ、その方が見る側からしても目に優しい。
しかし、10代、20代はミニスカートやショートパンツを履けば良いではないか?
何を好き好んで、足首まで隠れるようなワイドパンツなどを履いているのであろうか?
と、日頃の不満を書いてしまい、脱線してしまった。
女性建築士は、シャツに足首までのロングスカートと思いきやワイドパンツのスタイルであった。
ヒールはほどんど無い感じの靴である。
オシャレさとこだわりを感じるが、女性らしさは伝わらない。
今回はお茶だったので、カフェに移動して、婚活トークを繰り広げてみた。
建築士は、新卒後に個人の事務所に入ったが、入社してすぐに倒産してしまい、
個人事務所には懲りて、企業に就職したそうだ。
ここで、お決まりの相談所に入った動機を聞いてみた。
企業に入社後に、配属された部署が一級建築士の資格者が多く、
会社も取得のための学校の費用の補助などもしてくれ、
一級建築士の勉強をし、見事合格し、取得したそうだ。
その間、仕事と学校しか自分の場所が無く、
やっと合格して結婚を視野に入れたおつきあいをしたいと思い結婚相談所に入会したそうだ。
ん?この前に会った人と良く似たシチュエーションである。
まぁ、仕事を頑張って余裕が出て恋愛に皆んな進出しようと思うんだな。
まぁ、男もそうだろう。
ある程度、仕事で成果が出なけれ結婚なんて考えないだろう。
いや、でも女性の結婚相談所の会員には結構年収が低い人もいるので、俺が求めた年収の女性が、そういうパターンが多いのだろう。
それなりの年収を得るには、それなりに努力が必要であり、
プライベートな時間も取られ恋愛まで手が回らないのも頷ける。
趣味は旅行とカメラで、旅行には必ず一眼レフカメラを持ってくそうだ。
友達と旅行に行くこともあるが、予定が合わなければ一人でも行くそうだ。
まだ一人旅で海外の経験はないが、九州は一人旅をしたことがあるらしい。
カメラは高校時代から初めて、大学に入り本格的にやるようになったそうだ。
一人暮らしの家の壁には、自分の作品が貼っているそうだ。
んー、建築士のマイペースさが俺とは合わない気がする。
仕事は出来る感じなのは伝わってくる。しかし、もう一度プライベートで会いたいという気は起きない。
この人とは仕事を一緒にしたら、効率良く回るであろう。
しかし、家庭生活を共にするイメージはさっぱり浮かばない。
よって、この人とはこれで終了にする。